残暑厳しく「秋冬物前線」の南下遅れる見通し
LBWのビジネス気象研究所では、過去3年間の全国のPOSデータと気象の関係から、秋冬物の売れ始める時期を「秋冬物前線」として分析しました。
その結果、お盆を過ぎて最高気温が30℃を下回る頃になると、おでん前線が、25℃前後になると湿度の低下とともにマスク前線やボディローションクリーム前線が北から南下することが分かりました。この先も全国的に残暑が厳しく、また秋にはラニーニャ現象が発生する見通しから、9月10月の気温も全国的に高めで、秋の深まりはゆっくりでしょう。秋冬物前線の南下は、過去3年の傾向に比べて2~3週間ほど遅めになりそうです。
データ提供:カスタマー・コミュニケーションズ株式会社が構築・運用する
全国のドラッグストア・スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した
標準データベース「TRUE DATA」