おでんvsお鍋勢力マップ発表!(12月3日発表)
“おでん 今シーズン最後の盛り返し!”
冬の空気が一気に南下した11月末は、東北~山陰で初雪が観測されました。秋の空気に長く覆われていたぶん、青森の初雪は平年よりも22日遅く、統計を始めてから最遅に。広い範囲で初霜・初氷を観測するほど朝の冷え込みも厳しくなり、全国的にお鍋ウィークとなりました。
ようやく冬らしくなったものの、このあと一時的に秋の空気が帰ってきます。12月5日からの一週間は、関東から西の太平洋側を中心に冷え込みがやわらぎ、再びおでんも食べたくなるでしょう。
12月は、気温の変動が大きくなる見込みです。下旬には年末らしい寒さがやってきて、各地で本格的にお鍋シーズンに入るでしょう。今回の発表で「おでんvsお鍋勢力マップ」を終了します。
おでんvsお鍋勢力マップとは?
~最低気温10度前後で逆転!~
寒い時期に恋しくなる“おでん”と“お鍋”のどちらがより食べたくなるか(食べたい度)を予想したものです。
LBWの解析によると、寒さが増すほど増加するおでんやその具材の売り上げは、より秋が深まると落ち着き、最低気温が10度を下回るようになると、おでんに代わって鍋物関連の商品のほうの売り上げが増加することが分かりました。この結果をもとに、気象庁の予報に独自のアルゴリズムを加えて算出しています。
詳しくは、研究コラム「おでん・お鍋の逆転現象」をご覧下さい。