2015/1/30
1km単位さくらの開花予想
ライフビジネスウェザーでは、今年からの新たな取り組みとして、1km単位のさくらの開花・見頃予想を行い、“あなたの知りたい”さくらも予想します。
ビジネス気象研究所では、この高精細なさくらの開花・見頃予想の実現に向け、開発に取り組んできました。
ビジネス気象研究所では、2010年より独自の桜の開花予想を開発してきました。
桜の開花予想は、過去の開花日と気温経過の関係を分析することで、予測式を作成します。
ライフビジネスウェザーの開花予想の特徴は、気象官署または桜の名所について、一地点一地点の予測式を作成していることです。
これにより、高い精度を保ち、2014年の開花予想は2月19日の発表時点で東日本・西日本の平均誤差は2.1日でした。
2014年の成績(実際の開花日からの誤差)
でも、皆さんが知りたいのは、足を伸ばさずとも楽しめる近所の桜並木の桜や、学校の桜、桜祭りの行われる商店街の桜などではないでしょうか。
でも日本の地形や気候は複雑で、車で数分移動するだけでも、桜の開花時期は全く違います。
高い精度を保ったまま、細かい予想を実現するために、ビジネス気象研究所では、ライフビジネスウェザーが開発、国土交通省の新技術活用システム(NETIS)にも登録されている独自の1kmメッシュ高精細気象情報や、国土交通省のメッシュ平年値データを用い、全国の地形や気候を1km単位で分析することで、新たな予測モデルを開発しました。
予想する地点数も昨年の136地点から314地点に増加。
さらに日本全国どこの桜でも、リクエストに応じて予想をお届けいたします。
(一部有料コンテンツ。詳しくは「さくらで元気プロジェクト2015」)
今年の桜はいつ咲くのか、予想がどれぐらい当たるのか、「さくらで元気プロジェクト2015」でぜひチェックしてみて下さい。
(2015年2月4日(水)より本サイトをオープンし、以降毎週水曜日に、さくらの開花・見頃予想を発表いたします。)
さくら開花前線 関東エリア(サンプル)
ビジネス気象研究所 主任研究員 小越久美
気象予報士・防災士・データ解析士・健康気象アドバイザー
・日本テレビのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて
2013年3月までの8年半、気象キャスターを勤める
・気象予測のほか、桜の開花予想、マーチャンダイジングを担当
・女性の体調と気象の関係を研究中